Reservation空室検索・予約
航空券付きプラン
提携法人専用予約
2024.11.28
NEIGHBORS
沖縄都市モノレール「ゆいレール」県庁前駅から徒歩10分。国際通りから一本入った通りに、レンガ造りのアパレルショップ「琉球ぴらす」があります。色鮮やかなTシャツやグッズが並ぶ店内は、平日の昼間にもかかわらず国内外の観光客で賑わっていました。
南国らしい、色鮮やかなTシャツが並ぶ店内
「琉球ぴらす」は、沖縄で活躍する作家とコラボレーションしたオリジナル商品を展開するアパレルショップ。紅型職人、写真家、イラストレーターなど20名ほどの作家とタッグを組み、Tシャツをはじめ、ワンピースなどの衣類から、島ぞうり、アクセサリーまで、幅広いアイテムを制作・販売しています。
「ここの服を着ているだけで、南国の風を感じられるような気がするんですよ。」
そう声をかけてくれたのは、ショップスタッフの鈴木美佑貴(すずきみゆき)さんです。
スタッフの鈴木美佑貴さん
「私は沖縄出身ではないのですが、以前から沖縄が大好きで。本土に住んでいた頃は、沖縄物産展やアンテナショップによく行っていました。そこで『素敵なデザインだな』と思って手に取ったのが、琉球ぴらすのTシャツ。いつか憧れの沖縄に移住できたら、ここで働きたいなと思っていました。」
念願叶って5年前に沖縄に移住し、琉球ぴらすで働き始めた鈴木さん。現在はアパレルを通じて、沖縄の歴史や文化を広めています。
シンプルながらも、目を引くデザインが特徴
さりげなく“沖縄らしさ”を取り入れたデザインも、琉球ぴらすの特徴のひとつ。そのため、訪れたお客さまからは「シンプルで普段使いしやすい」と評判なのだそうです。
「観光客の方からは、『旅行中だけでなく、地元に帰ってからも長く着られる!』と喜んでいただいています。また、地元の常連客がたくさんいるのも、シンプルなデザインだからかもしれませんね。」と鈴木さん。ちなみに鈴木さん自身も、普段から自社のTシャツを愛用しているのだといいます。
そして、Tシャツに込められた“沖縄らしさ”にもこだわりが。
「Tシャツ一枚一枚に、沖縄の文化や歴史、そして作家さんが込めたストーリーが表現されているんです。例えば、紅型職人が手がけたTシャツには、沖縄の伝統的な模様が鮮やかに描かれていたり、写真家が撮影した沖縄の美しい風景がプリントされていたり。フロントプリントとバックプリントで、ストーリーがつながっているものもあります。一点一点に込められた物語に触れることで、沖縄の魅力をより深く感じることができるはずですよ。」
ディスプレイにはデザインの解説が書かれたプレートが添えられている
店内はまるで、Tシャツをキャンバスにした数多くのアートが展示されているよう。実際、Tシャツを一枚一枚じっくり手に取って、美術館の中を見て回るように楽しんでいるお客さまも多いのだと言います。
「いろんな作家さんの作品があるので、きっと気に入る一枚が見つかるはず。デザインを見て『これはどんなストーリーがこめられているんだろう?』と気になったら、スタッフに気軽に声をかけてくださいね。気に入った一枚を普段着にして、日常の中でも沖縄を感じていただけたら嬉しいです。」
国際通り近くの「浮島通り」に面した、レンガ造りのショップ「琉球ぴらす」では、南国の風と作家の想いが詰まったたくさんの作品が、訪れる人々を”沖縄の物語”へといざないます。
琉球ぴらす 浮島店
電話:098-863-6050
住所:〒904-0014 沖縄県那覇市松尾2-2-14ライオンズマンション浮島通り
アクセス:県庁前駅より徒歩10分
HP:https://www.ryukyu-piras.com/
SNS:https://www.instagram.com/ryukyu_piras/
*営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。