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2024.03.08
ノーマスクの日常が戻り、街中を行き交う人の表情が見えることが嬉しく感じる昨今。海外への往来も復活しつつありますが、気軽に航空券の購入ボタンを押すには、少しだけハードルを感じてしまいます。
長期化する円安も気にせずに、海外旅行のあのワクワクを体感したい。そんな想いで訪れたのは、池袋から世界中へ旅立てる「FIRST AIRLINES」。2016年の就航以来、世界初のバーチャル航空施設として世界15都市への贅沢なフライト体験を提供しています。
FIRST AIRLINESへのアクセスは、池袋駅C3出口からわずか2分。西池袋公園の向かいにあるビルに、搭乗者を世界に届ける「池袋国際空港」はありました。
扉を開けたその先は、想像以上の異空間。上部には飛行機の出発案内板が表示され、人々の会話する声や空港内アナウンスなど、国際空港さながらの環境音が出迎えます。
搭乗時刻を迎えたら、いざチェックイン。パスポートはもちろん、手荷物検査も出国審査も必要ありません。利用者だけが手に入れられる限定パスポートと搭乗券を手渡され、早速機内へ。
FIRST AIRLINESで使用しているシートは、実際にAirbus 310・340で使用されていたもの。座席に添えられていた旅のしおりと、前方に映し出されるモニターが、ワクワク感を与えてくれます。
機内アナウンスが流れ、いよいよ離陸。シートが振動し、管制塔とパイロットの会話や滑走路を機体が走る音が流れ出しました。都会の真ん中池袋から人気の観光地ハワイまで、ファーストクラスの空の旅がスタートします。
FIRST AIRLINESが生まれた背景には、「海外旅行をもっと身近に楽しんでほしい」という想いがあったと、広報の阿部さんは語ります。
「休暇の取得や金銭面の問題など、海外旅行はいつでも気軽に行けるものではないと感じています。でもそんな旅行が擬似的にでも、もっと身近に体験できる場所があれば、きっとたくさんの方に喜んでいただけるだろうと思ったんです」
▲安全のしおりもリアルに再現されていました
フライト体験中は、まさに機内で過ごしているかのような臨場感が、搭乗客を包みます。それは搭乗客の安全を守り、快適な空の旅をサポートする客室乗務員さんのきめ細やかなサービスからも感じられました。
「飛行機での体験の中でも、サービスのクオリティは非常に重要な要素。擬似体験であっても精度をしっかり高めるため、ファーストクラスに登場していた元CAさんから教育を施していただくこともあるんです」
海外旅行の楽しみの醍醐味の一つでもある機内食。ハワイ便では、ハワイの伝統料理の前菜プレートと季節のスープ、そしてボリューム満点のハワイアンポークが提供されます。さらに食後には、嬉しいハワイアンパンケーキとドリンクまで。
▲食事中にはタブレット端末でハワイの観光スポットをデジタル散策
FIRST AIRLINESでは、就航都市ごとのイメージにあった機内食を提供しているんだそう。特別な食体験価値だけにとどまらず、量とおいしさでも利用客のお腹を満たせるよう、コストパフォーマンスも重視されていました。
フライト中には、VR技術を活用したバーチャル旅行を楽しむことができます。ハワイ便の旅程は、ハワイ州観光が監修をおこなっており、観光地としておすすめのスポットをしっかり押さえているお墨付き。
「バーチャル観光で学習してから実際の旅行に行かれたり、過去の旅行先を選んで思い出をめぐっていただいたり。どんな方でも楽しめる体験をご用意しています」
▲搭乗後には、訪れた国をイメージしたスタンプがプレゼントされます
FIRST AIRLINESが最初の就航地として池袋を選んだ決め手には、街の個性がありました。
「池袋といえばさまざまな路線のターミナル駅で、空港に近いものを感じます。それに街の雰囲気も、新しい文化が集まりおもしろいものがどんどん生まれていく魅力がある。海外旅行の疑似体験という新たなコンテンツも、きっと受け入れていただけると思ったんです」
行ったことのない国の様子にワクワクしたり、思い出の地へ思いを馳せたり、大切な記念日をお祝いしたり。FIRST AIRLINESは、今日も池袋の地でたくさんの方を笑顔にする旅を続けています。
FIRST AIRLINES
電話:03-6914-3353
住所:東京都豊島区西池袋3丁目31-5 パークハイムウエストビル8F
アクセス:
池袋駅C3出口から徒歩2分
池袋駅西口から徒歩6分
HP:https://firstairlines.jp/index.html
SNS:https://www.instagram.com/first_airlines/
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。